Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

4度目のアリススプリングス探鳥 その4

アカマユホウセキドリ

ヨーク半島に分布するのとは異なる亜種のアカマユホウセキドリ亜種rubricatus


画面左上の茶色い飛行物体。それはムネアカミフウズラだ。
マルガアントの巣は誰しも目がいく。


入り口は完全オープンだが、彼らは基本的に夜行性らしく姿は見かけなかった。




仲間が見たい見たいと言っていたジサンショウクイが3羽上空を通過。確かにオーストラリアのサンショウクイの中では最も難しく、ある程度アウトバック経験を積まないと出会わないのかもしれない。


なかなか良いところに止まらないミミグロカッコウがまずまず。


ミミグロカッコウの分布は薄く広く、かつ定まっていない煙のような種である。


ハイイロオウギヒタキは全国で見られる野鳥だが、アリススプリングスにいるのは亜種rubricatus。この亜種はオーストラリアの中央にだけ存在するという珍しいパターンであり、他にそういう分布をするものをすぐには思いつかない。これは見られて良かったと思う。


オーストラリアの南半分ならあちこちで出会うカオジロオーストラリアヒタキ。
全長223kmに及ぶロングトレイル、ララピンタトレイルには小屋が設置してあった。雨が降らないアウトバックでは日差しを食い止めることが重要で壁のない半オープン仕様。でも冬は氷点下になるのであり、相当寒いと思う。タスマニアのトレイルなんかは魅力的で歩いてみたいと思うけど、砂漠で運動するのは別にいいわ…。




ミミジロコバシミツスイはちょっとエナガのような顔をしているね。


ショウキバト、ライチョウバトといった一部のオーストラリアの鳩はなぜか異常に人に慣れる傾向がある。ここらのショウキバトは完全にスマートフォンバードと化していた。


スピニフェックスに囲まれて、スピニフェックスバード(和名マルオセッカ)が営巣しようとしていた。

Exit mobile version