Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

恒例のパース・オーストラリアムシクイ類5種撮影会2023その2

キョウジョスズメ
オーストラリアムシクイ類に集中してアルバニーの方へ最初から行かない行程ながら、キョウジョスズメにはよく出会っている。顔が舞妓さんぽいから?

今回はカッコウ祭りだった。写真のヨコジマテリカッコウがあちこちにいて、ケアンズではあまり見る機会がないマミジロテリカッコウもムナグロオーストラリアムシクイに養育されていた。


ウチワヒメカッコウはあちこちで幼鳥がニシマミジロヤブムシクイに代表される仮親から養育されていたし


数年前に別種になったニシキバラモズヒタキ。

アルバニーの方へ最初から行かない上にシギチも積極的には探さない行程なので観察総数は130種程度。しかしクロカンガルー、チャイロコミミバンディクート、ハリモグラ、そしてフクロアリクイにも近年毎回出あっている。


ニシテンジクバタンはCorella系白色オウムの最大種。北部と南西部との二つの亜種に分かれ、南西部の亜種(写真)は推定生息数1000羽という、絶滅危惧種ではないけど十分希少種である。警戒心が強くいつも牧場などの私有地に逃げ込まれて近くで写真があまり撮れないが、今年はハエとの格闘の末に簡単に見られる場所を開拓した。


アオムネオーストラリアムシクイ。この撮影会では5種類のオーストラリアムシクイ類に出会える。そしてそれがちゃんと繁殖羽になっているポイントを巡るので…。普通のツアーではそんなところまで気にしないので冬羽のウスアオオーストラリアムシクイばかり見ることなる(実話)。太田は案内・運転係なのでカメラを持っていたり持っていなかったり半々だけど、他にもアカビタイサンショクヒタキやサンショクヒタキも撮影できる。

去年の写真。アカビタイサンショクヒタキ。


来年のこの撮影会は11月8日から16日の日程で募集中です(一日短縮します)。パースへは全日空の直行便が利用できます。近年のオーストラリアは直前に旅を思い立っても余裕で全て満室なので、半年以上前からお申し込み下さい。3名様お集まりになればお一人$4000ほどだと思います。太田は11回目か12回目のパースになります。

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