岩場に咲くカリステモンの花にはミツスイ類が入れ替わりで訪れる。これはクロオビミツスイ。
ノドジロハチマキミツスイ。それに、こちらが岩の上にいて野鳥よりも高い位置から見下ろせる機会も多い。
ケアンズとは異なるノーザンテリトリー州亜種のルリミツユビカワセミのペアが住んでいた。全体の大きさに対してクチバシが大きい。
逃げないし。
14-24mm F2.8はこういう時以外は持ち出さないが、こんな超広角なのにその辺のレンズとは臨場感が異なる。
それにしてもスケールが大きい国立公園。大体歩ききったかな?と思うと高台から遠くに気が遠くなるほどの別の石柱群が見えた。そこへの道は行ってはみたが、現在荒れすぎとのことで閉鎖されてたが。
オーストラリアの内陸部を楽しむためには代金としてちょっとした苦労もある。ランドクルーザーのタイヤは分厚く簡単にはパンクしないが、去年同様に今年もセスジムシクイ調査中にパンクした。
問題ない。そのためにパンク修理キットとコンプレッサーを積んでいるのだ。しかしコンプレッサーで空気を入れ出してしばらくして今度はそのヒューズがなぜか飛んだ(笑)。暑さと、未舗装道路の四六時中舞い上がる砂塵や振動で機械類には過酷な環境である。でも問題ない、だからスペアタイヤを二つ積んでいるのだ。これらのことを自分でこなせる用意がなければオーストラリアの7割を占めるアウトバックへは行かないほうがいい。少なくとも主要道から逸れるべきではない。