「マウントアイザで十分で今年はシンプソン砂漠まで行く必要はない」と思ったところで、すでに一年も前から手配を済ませている以上、個人旅行ではない以上スケジュールは大きくは動かせない。結局シンプソン砂漠近くまで足を伸ばした。
大軍ではないものの、そこは緑の草木に覆われてオカメインコやセキセイが舞うという十分楽しめるものだった。
今年初頭の大洪水によりシンプソン砂漠方面はお花畑になっているという事前情報通り、そこは普段の荒涼とした僻地とは姿を一変させていた。快適な環境が広大に広がり、インコ類が大群にならないのは致し方ない。
環境が快適なので、特にセキセイインコは特定の一角ながら大量に営巣していた。ただそれも長年のポイント情報の蓄積があってのことだけど。
一本の木に数番がいるようなところも。競争が激しいのか、低い巣は地上1mくらいのところにもあった。
もう一つの収穫は、マウントアイザでもシンプソン砂漠でもない第3のエリアの湿地に日中にも関わらずひっきりなしにオカメインコやセキセイインコが飛来していたことだ。
通常こうした水場には早朝にしか彼らは現れない。長時間楽しめたので助かった。
オカメインコも元気だったが、急に現れたクロハヤブサにアッサリ空中で捕まって食べられるという現場も見てしまった(*゚▽゚*)
ということで2019年度版、マウントアイザ二泊三日インコオウムスペシャルの報告を終えます。こちらのツアーは2020年8月17−19日にても募集中です。太田は12回目か13回目のマウントアイザ探鳥になる予定です。