Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ビクトリア州北西部とタスマニア2019 その7(完)

コガタペンギン
たまにはモノクロも面白いでしょう?実際は赤い懐中電灯の光のせいで真っ赤になってしまった写真を中和するのにモノクロがちょうど良かっただけだけど…。オーストラリア南部各地で見られるコガタペンギンのねぐら入り。そのほとんどの場所ではフラッシュや白い懐中電灯の使用が禁止されており赤色ライトのみ。なお最も有名なメルボルンのフィリップ島ではいかなる方法を用いようとも撮影自体が完全に禁止されている。それは一体何の理由で正当化されるのか?そんなところへ行くことは私は一生ないだろう。

タスマニアのハイムネメジロは別の亜種。

セグロサンショクヒタキが窓の外をウロウロするという環境は素晴らしいが、ここは経営者サイドに色々と問題もある。次にタスマニアに行く12月や2月にいろいろ新規開拓をしよう。

固有種のミドリホウセキドリはピンポン玉に足が生えたみたいな体型だな。瞳とクチバシのサイズがそう変わらないぞ…

繁殖期なので巣材を巣箱に運び込んでいるミドリホウセキドリもいた。巣箱に出入りする動画もちょっと撮れた。

島を出る際に絶滅危惧種になってしまったオトメインコの実績があるエリアに行ってみた。1週間くらい続いている台風のような強風で条件は厳しかったが、とりあえず数羽は確認。かつて普通種だったオトメインコは、タスマニア島にとって人為的移入種であるフクロモモンガによる樹洞での捕食で急減し、あっという間に絶滅危惧種になってしまった。

キイロオクロオウム。


太田はメルボルンに8回、タスマニアに7回バードウォッチングに来ていて、近いうちにさらに2回が追加されます。ケアンズはある程度見たかな、という方々にはそれらオーストラリア南部地方をお勧めします。何しろ飛行機でもケアンズから数時間かかり、事実上海外のようなものだと言えます。

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