メジロキバネミツスイはオーストラリア南部の普通種ながら、黄色と黒のコントラストとひょうきんな表情(髪型)、なかなか見どころの多い野鳥だと思う。
普段なら真っ先に見かけるタスマニア固有種の一角であるタスマニアヒタキだけど、今回はちょっと時間がかかったがいいところに出ていた。
サザナミスズメは顔が野鳥っぽくなくて、立ち込めるすごい違和感。この2-3ヶ月居ついているそうな。左奥で霞んでいるのは固有種のアカビタイキクサインコ。
移入種のゴシキヒワ。タスマニアの冷涼な気候はヨーロッパ系の移入種と相性が良く、アオカワラヒワ、ホシムクドリ、クロウタドリなどがいる。
「タスマニアに行く時は、天気予報が何を言っていようがTシャツ数枚からダウンジャケット、ニット帽、手袋まで持っていく」
と以前書いたが、まぁこういうことだ。
夜中とはいえ、夏直前11月中旬でマイナス2.3度。タスマニアは夏でも下手すれば雪が降るし、一転翌日は30度にもなり得る。
小さくて高いところにいるミドリホウセキドリだが、満足できる写真が撮れた。300mmレンズでテレコンも持っていない私の装備ではこの辺が限界かと。歩きながら遭遇する1秒半のシャッターチャンスでも写真を残せることを優先するスタイルなので…3秒以上かかるようになったら引退します(笑)
オーストラリアに3種類いるヤブワラビーの中のアカハラヤブワラビー。
似ているが、別の種ベネットワラビー。運転中だったので写真はないけれども、フクロネコにも出会った。フクロネコは道端で車に轢かれた動物の死骸も食べており、以前は時間をかければ比較的観察のチャンスがあったが、ある会社が島内のそうした動物轢死体を集めて自社敷地内に配置し、猛禽類を集め写真家からお金を取るようになってから島内では見られなくなったとされる。タスマニアはオフシーズンが長く、スキー場のように短期間に目一杯稼がないといけないのはわかるが、、、
オーストラリア南部が誇るサンショクヒタキ4人衆の一角、サンショクヒタキのオス。
サンショクヒタキ類はメスは茶色や灰色が普通だけど、サンショクヒタキはメスでも若干赤みがある。