Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

パース・オーストラリアムシクイ類5種撮影会2023 その3

Isuzu Mu-xケアンズから飛行機移動しての探鳥は現地で車を借りるところから始まる。おかげでこれまで実に様々な車種を運転する機会に恵まれ、シュコダみたいな普通まず乗る機会のないようなメーカーの車に当たったこともある。今回もある意味珍しい、五十鈴のミューXを割り当てられた。日本では五十鈴が乗用車を作っているということさえ知らない人が多い。

ミューXは日産X-trailやトヨタRav4、スバルフォレスターなどとは異なるクラスであり、ローレンジギアを装備の排気量3000ccのディーザル車。トヨタのプラドやフォーチュナー、日産パトロールあたりのライバル車となる。車体はプラドより小さいけど実燃費リッター11.8kmは優秀。

カーゴエリアに手元でオンオフできるライトがあるのは、夜間や早朝にゴソゴソすることが多い野鳥ファンにはありがたい装備。だって天井の真ん中にあったって手が届かないじゃん。

集合まで少しフリー時間があったので、気になるポイントに行ってみようと思ってナビに任せていたら最後は車から降りて泳いでスワン川を渡れ、という指示だった。いやいや、普通に橋を使って回り込もうよ。。オーストラリアではナビの精度はこんなもんであり、しかも国土の8割くらいが携帯の圏外なため、すぐに電波が途切れて地図が真っ白になることも忘れてはならない。どうしてもというならデータ内蔵型のカーナビをレンタルするしかないけど、そもそも滅多に流通していない。


今回のテーマはオーストラリアムシクイ5種類の撮影。その第1弾はハジロオーストラリアムシクイ。パースのあたりは分布の南限だけど他の土地よりも見やすい。


エクリプスなので変な感じ。

なお写真館みたいな背景は本物の海だ。


パース市付近はムナグロオーストラリアムシクイの分布の南限でもある。この種はなかなか警戒心が強くあまり近くには出ないことが多い。まあ、オーストラリア全土にいる種なのでパースにいる時に必死に追い詰めなくてもという気がする。


ハジロオーストラリアムシクイは繁殖羽のやつもいて、子育て中だった。写真では青虫を運んでいるけど、他の写真ではよく獲物としてハエが写っていた。

こちらはハジロオーストラリアムシクイのメス。(続く)

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