Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ダーウィン&カカドゥ&キャサリン探鳥 その6(フィンチ特集)

ムジコキン

バードウォッチングの盛んな地域から離れている辺境に分布するムジコキンを撮ったことがある日本人など多分誰も居ないのでは。最初に紹介することに意義があり、その意味ではこれからオーストラリアで頑張ろうという人達にとっては「それは太田さんが撮ってた」「そこはもう太田さんが紹介していた」「太田さんという人がいて」「太田さんが」と言われ続けるらしいのでやりにくいだろうと思う。ただ逆に言えば、私が来た頃は参考になる人も居なかったし携帯電話もブログもほとんど無かった時代なので、全てが手探りで途方も無い回り道をした。今は格段に楽だと思う。


派手な鳥では無いが、今回の旅の中心メンバーはフィンチ好き(スズメ目カエデチョウ科の総称)なのでムジコキンを見ているか否かはかなりの勲章となる。


キバシキンセイチョウもフィンチ。


オナガキンセイチョウもカノコスズメもフィンチ。


コキンチョウもフィンチ。若鳥なので色が薄いぞ。


ほぼ成鳥のメス登場。そういえば昔「私は野生のコキンチョウを9日間探しましたが会えませんでした、このコキンチョウの写真達が野生とは信じられません」というコメントを投稿してきた人が居る(今でもこの巨大HPのどこかに残っているはず)。単に実力の差なので仕方がないが、実力が無いのにガイドを雇わず→何倍もの日数をかけて→そして目的のものに出会えず帰国する→なぜか私にフラストレーションをぶつけるという例。


コキンチョウメス成鳥二羽と若鳥の三羽セット。そして


雄の成鳥もね。私のレンズは300mmでテレコンも持っていないから小さいフィンチ撮影はかなりきついが、みんなは600mmや800mmなので十分。30羽級のコキンチョウの群れも飛んでいるのが見られた。フィンチを満喫したその日の昼食は


その名もフィンチ・カフェへ。当然大ウケ。

ガイドは野鳥の発見と識別、運転だけが仕事ではないからね。当然意図的に組み込んでいる。コキンチョウのの看板がお出迎え。


レジでは綺麗なお姉さんと刺繍のコキンチョウ君がお出迎え。




↑飼育下のコキンチョウ達(参考映像)

Exit mobile version