ホオグロオーストラリアムシクイのオス、そして繁殖羽であること。テクノロジーの進歩とカメラマンの増加でバーダーの多い場所はこのような僻地においても荒れており、見づらい時代になってきた。
頭部のすみれ色は野鳥の世界でも珍しい色。とりあえずこのツアーの名物なので無事全員見られて良かった。
種小名のグレゴリーはオーストラリア北部の探検家チャールズ・グレゴリーの名前からきているという。この写真のバオバブの木はまさにそのチャールズ・グレゴリーが1855年から56年にかけて19名を率いてここティンバークリークを探検した際に「出発」と「帰着」の日付が明瞭に刻まれていて、今でもそれを見ることができる。『恐るべき空白』を読んだ人ならぞくっとする瞬間だ。
あまり見かけない図であるコシアカショウビンのペア。
シロガシラトビ。
アカハラオオタカ若鳥。
2016年8月のダーウィンはこれで終了。11月にもまた行っているのでその報告はまた後日。しばらくケアンズでの話が続く予定。