Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

タスマニア島2018 その4

マダラシロハラミズナギドリ

マダラシロハラミズナギドリ

今日は天候が穏やか過ぎて、ダイナミックソアリングの使い手である本格的な海鳥は飛んでないな…という上級者的には停滞ムードの中(オーストラリアで海鳥観察船が初めての人はそれどころではなかっただろうけど)それは突然左舷から現れた。


…ま、マダラ!!


腹巻をしたようなマダラシロハラミズナギドリ!それも画面いっぱい!


揺れすぎで三脚なんて使えないオーストラリアの海鳥観察船。立っているのさえ簡単ではないその揺れの中から高速で飛ぶ野鳥を一瞬で識別するには回数を重ねるほかないが、そういう世の中にほとんど役に立たない高等技術を磨くのは高尚な人生だと私は考える。あいにくケアンズは熱帯すぎて海鳥観察船が存在しない土地であり定期的なオーストラリア南部への遠征が求められる。


アホウドリ3種類目、マユグロアホウドリかと思ったが


より男前のキャンベルアホウドリだったね。


アホウドリの最大種であるワタリアホウドリは気がついたら舟ぎわにいた。飛んでいる姿を見せたかったが仕方ない。最後まで飛ばなかった。


バンドウイルカは何度か登場。


この海域では一年に一回程度しか見られないとされるヒレナガゴンドウの群れにも遭遇。ヒョウアザラシにもそのうち会えるかな。

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