モズヒタキ類はオスとメスの性的二型が大きく、ようやく現れたシロハラモズヒタキ(White-breasted Whistler, Pachycephala lanioides)のオスはやはり良い鳥だった。
こちらは以前からお馴染みのメスタイプ。
もう一度オス。
ケアンズ近辺には分布が抜け落ちているマングローブセンニョムシクイの若鳥ももう一度。なんとも言えない色です。こんなセンニョムシクイは他にはいない。
成鳥になると普通のセンニョムシクイ類という感じだね。
とうっ!
マングローブのアイドル、マングローブオウギヒタキ。
自分が今マングローブにいるのでノドアカヒラハシを期待してしまうが、これは普通のナマリイロヒラハシだった。
ズアカミツスイのメスは顔面付近のみ赤い。
キミドリコウライウグイス。
カーペンタリア湾を離れ一気に南下、アウトバックへと変貌する。写真のようなロードトレインが走りまくり、赤土が土埃を巻き上げるアウトバックへまた来たのである。ここでは軽自動車もミニバンも一台も存在しない。
途中で名前がすごい「バーク&ウィルズ ロードハウス」に寄った。店が一つあるだけだが、周囲200-300kmは無人アウトバックしかないので道路地図にも大きく載っている。こう言った僻地ロードハウスはアウトバックの生命線である。
時速80km以上で未舗装道路を走りつつ、枯れ木にオカメインコが止まっているのが見えたのでUターン。ツアーでこれをすると賞賛されるが、私には何であのくらいの鳥が見えないのかわからないよ。多分120kmで運転していても気がつくと思う。オカメインコは飛んで行ってしまったが代理でレンジャクバト。レンジャクバトもちゃんと羽が光っているところまで撮ろう。
オカメインコがいたのはそこに水たまりがあったからだった。しばらく座っているとクスダマインコも来た。
そして、日没が近くなかでこの水たまりは野鳥で溢れ返ることになる。(続く)