あ、見たことある!と思った人もいるかもしれないが、それは多分ケアンズとかにいる近縁のクレナイミツスイだろう。これはダーウィン、アイアンレンジ、そしてカーペンタリア湾などのマングローブに暮らすズアカミツスイだ。(Red-headed Honeyeater, Myzomela erythrocephala)
ダーウィンはまだしも、なかなか正気の日本人がアイアンレンジやカーペンタリア湾に探鳥に来ないと思う。美しい小鳥だ。というか300mmでも近すぎるぞ。
水面から顔を出してこちらを見つめるベイトフィッシュの群れ…。なんかおかしくないか??
またしてもシロハラモズヒタキはメス…
ところで私がこの3週間もの自腹野鳥調査への参加を引き受けたのは、調査やキャンプをしながら未だ未見の野鳥が見られるかもしれないしという下心が、いや高尚な考えがあったからだ。とは言ってもかれこれオーストラリアでプロとして探鳥をして通算2000日以上になる私には未見の野鳥など特にクィーンズランド州(日本の5倍の面積)には片手で足りるほどしか残っていない。その一つが…
このマングローブオウギヒタキだ!!うひょー!
なんですかこのメルヘンな野鳥は。ウルウルしてまるでアイドルじゃないか。
三日目の朝でもう私の私的な目標は終わりました。残りの18日間は野鳥と自然科学の発展のため、ボランティアに精を出したいと思います。
人工物のない自然の中を飛ぶホウロクシギも超うつくしい。
ホウロクシギはオーストラリアに渡ってくる数がめちゃくちゃに減少中で、サルハマシギなどとともに絶滅危惧種指定。
オーストラリア北部には全ての水中や水辺にワニがいると思ったほうがいい。それにしてもケアンズ周辺では見たことないような黄色味がかったワニだ。
クロコダイルといえば、オーストラリアにはいいカントリーソングがあるよ。川辺にバーベキューに来た新婚夫婦と犬が次々に食べられるという容赦ない歌だ↓
またしてもシロハラモズヒタキはメス…
なんかちっこいのが動いたと思ったらアカメテリカッコウだった。