Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

セスジムシクイ調査ボランティア三週間 その3

カーペンタリア湾の日没
島国である日本なら各地で海に沈む夕日が見られると思う。オーストラリアのような大陸や、特にその東海岸側や、内陸部では大地や山脈に沈む太陽はダイナミックに楽しめるのだが海に落ちる場所は少ない。それがここだ。カーペンタリア湾。

カーペンタリア湾は今では有名になったロールケーキのような雲が押し寄せる自然現象「モーニンググローリー」が発生するところである。そのせいかどうか、このエリアの夕焼けの色は他のどのオーストラリアの地方とも違い、黄色やオレンジが溶けて広がったような独特の空の色になる。



それではその夕焼けをお楽しみください。





画面内に人工物ゼロ、人間ゼロというのが普通の国と違うね。それこそが私がオーストラリアで最も好きなところだ。


まあ綺麗な女性なら横にいてくれてもいいぞ。


いよいよカーペンタリア湾特有のオレンジの空が展開。


「あれがペガサス座だぜ!」とか言ってるかもしれないおっさん達。手にはビール瓶。


砂嵐のような空。


望遠レンズで撮ってみれば、もはや何が海で何が空かさえよくわからないカーペンタリアオレンジの世界。


そして太陽は巨大なカーペンタリア湾に飲み込まれた。

ここまでに撮った動画。って3週間の旅のうちまだ2日しか経ってない。そしてその3週間の旅でさえ、私が毎年120日以上している旅の一部にしか過ぎない。こんな幸せな一生は実は夢だったとか言って、揺り起こされたくないものだね。

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