Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

セスジムシクイ調査ボランティア三週間 その12

オナガキンセイチョウ

(前回からの続くスーパーウォーターホールの爆発)オナガキンセイチョウも尾が長く見えるように撮れた。


あ、これはノドグロハチマキミツスイの若い奴じゃないか。(Black-chined Honeyeater, Melithreptus gularis)


あれ、普通のノドジロハチマキミツスイ。


これはノドグロハチマキミツスイの成鳥だから両種若鳥成鳥の4パターンが入り乱れていた。


クロオビミツスイの成鳥。

「一緒に踊ろう!」とピョンピョン誘うクロオビミツスイ。


野生のコキンチョウのメスはその後も断続的にスーパーウォーターホールに現れた。


背景が良いので何を写すにも良い機会になった。


もちろんチョウショウバト。


トコトコやってきたウスユキバトの成鳥と若鳥。


Pink Fringe Myrtle (Calytrix exstipulata)に来ていたTwo-brand Crow(Euploea sylvester pelor)。


この場所が写真撮影にあまりに適しているので、ツアーに使えないかどうか頭をよぎるのは仕事柄当然のことだ。


しかし最寄りの国際空港(ケアンズかダーウィン)から1500km以上。最寄りの地方空港(マウントアイザ)からも数百キロ。そしてホテルもレストランも一切ない原野。携帯電話の電波が入る最寄りのアボリジニ集落まで200km。買い出しは往復400kmの未舗装道路ドライブ。


無理だな。日本人には。


大きな青い月の元、川辺で夜を明かす。人生のほとんどが早い段階で満たされてしまうと老後に退屈しないかと心配になる。リタイア層は別として、私の年代で一年中フィールドをほっつき歩いて自宅にもなかなか戻ってこない(戻る必要のない)人間は日本人に限定しなくてもほとんど知らない。


月夜の晩は目と鼻の先でオリーブパイソン(Olive Pythin, Liasis olivaceous)がとぐろを巻いていた。今日もいい夜だね。

Exit mobile version