
真冬にキバシショウビンを低い位置でみようというのは簡単ではない。ちょうど横切って飛んできてその藪に入ったのを見ていたんですよ、とかの幸運な状況を別にして高い位置で見ることになることが多い。
ニューギニアにもおらず、ヨーク半島にしか分布しないキミミオリーブミツスイこそ固有種中の固有種。大半がやたらと警戒心が強いので簡単な相手ではないけど、今年冬の4回のヨーク半島ツアーでは確か全てで撮影できた。ちなみにもう一人のガイドは5回目のヨーク半島ながら、キミミオリーブを撮影できたのは初めてだと喜んでいた。一回は個人で来たけど、他3回は結構有名なというか本も何冊も出版しているような相当有名なガイドのアシスタントとして来ていた彼女がキミミオリーブミツスイやミドリニシキヘビをこれまで一度も撮った事がなかったということは、希少種を見せるという一点に関して私は上回っていると考えても飛躍ではないと思う。
オーストラリアの野鳥ガイドは博士号まで持っている人が多い。およそ半分くらい。当然科学や歴史、植物など広範な知識を持ち流暢な英語を話す(当たり前だが)。そうした彼らに対して私は英語も不完全なのに、下請け業者の立場なのに、日本人の私がツアーの先導をしているのはとにかく現場叩き上げの技術に他ならない。
シーズン初と思われるオオジシギを3羽発見(8月前半の話)。
アカガオインコ2羽と亜種マーシャルイチジクインコ(左端)が同一フレームに収まっている珍しい一枚。亜種マーシャルイチジクインコは急速に減っている気がし、近年では4−5日の滞在では声を聞くだけで終わることが多い。
この夕方にキビタイヒスイインコをゲットして、明日はアカオオタカを見てケアンズに帰るよと簡単に考えていたのだけど、夕方1時間待って結局キビタイヒスイインコは出ず。いつかそうなるだろうと思っていたけどついに始まってしまった。
ということで翌朝は大忙しに。ダッシュでアカオオタカをゲットした後はキビタイヒスイインコのポイントへとんぼ返り。流石に朝なら出るだろうと全く心配していなかったのだけど出ず。1時間以上待って
何とか1羽登場!
しばらくしてもう1羽。いやーもうギリギリのところ。絶滅が迫っている。
待てよ、来月チャーター機でここに乗り付けてキビタイヒスイインコを見てすぐ次へ行くという英語ツアーの手伝いがあったな…。知らんぞ会えなくても…

