Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

2月のカンボジア(前編)

カンボジア旅行今年の2月はカンボジアへのバードウォッチングツアーにまた添乗員として同行させてもらった。

カンボジアは90年代の内戦と、残された荒廃や地雷のため観光開発が大きく遅れ探鳥地として選ばれるようになってきたのは比較的最近のこと。そのため人と被ることのない野鳥観察を楽しめる。それからアンコールワットやアンコールトムなどの大遺跡の見学も一緒に楽しめる。

私は英語圏で暮らしているので、東南アジアの農村の雰囲気や食べ物、文化、そして控えめで素朴な人々も新鮮でとてもよかった。この添乗は通訳で終始忙しかったのであまり写真は撮っていないけどざっと紹介。


カンボジアへはベトナム航空で。機内食に感心した。「ジェットスターが基準なら何に乗っても感心するんじゃない」といわれそうかもしれない。

Facebookの方に以前載せたけど、ジェットスターのビジネスクラスの機内食はハンバーガー2個と更にパンという何か味覚がおかしいんじゃないかというメニューだった。


カンボジア郊外は悪路なのでバスは使えず、数台のランドクルーザーやハイラックスサーフに分乗して突き進む。

そういえばオーストラリアで年間販売台数1位の座から今年ついに陥落したのはピックアップトラック式のハイラックス。軽自動車ばかり売れる日本とはまるで異なる世界。




バライロコセイインコ、ダルマインコ、オオホンセイインコなどを野生で見る。


世界でも希なキツツキの居ない国(オーストラリア)から来ているのでいつも興奮する。チャバラアカゲラ。クリチャゲラやボウシゲラも。


セグロコゲラ。この森で、世界的希少種のオニアカアシトキやカタジロトキも見られた。鳥影は濃く、コスタリカやケアンズにも劣らない。


このツアーでは全行程同行するカンボジア人バードガイドの他に、行く先々の村や川で合流してくる地元バードガイド(村人)もいて、そうでなければ見られない寝ているフクロウ系をよく見られる。インドコキンメフクロウ。


枯れ木に埋まって同化しているミナミシマフクロウ。3個体見た。


「あれは何だ」「鳥か、飛行機か!?」




それは世界的希少種のベンガルショウノガンだ!


羊飼いではなく、アヒル飼い。(後編に続く)

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