Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

オーストラリア産鳥類700種へのスパート – ビクトリア州探鳥の回想(完)

キバナアホウドリ

最終的に5種類のアホウドリが出ることになる本日。一番多いハジロアホウドリはほとんど撮影していなくて、次に多いキバナアホウドリから。


キバナアホウドリはあるネイチャーガイドの会社のロゴマークだが、なるほど間近で見るとなかなか美しい。


ハネナガミズナギドリも素通りしそうなところをとりあえず乗せておこう。


今日はカオジロウミツバメがよく出ている。このちっさい海鳥を一生懸命追いかけるが、ピントが後ろに抜けることが多い。これに集中していた時のこと。


たくさんいるハジロアホウドリのちょっと羽色が異なる奴が船べりにいたので一応撮っておいた。しかしこれはサルビンアホウドリというよく似た別の種類であり、オーストラリア通算704種目となることがもう少し後で判明する。私はまだこの時点ではサルビンとして認識していない。


まだカオジロウミツバメを追っている人↑これは相当近い。
水面を軽やかに跳ねる。




そしてドスンと浮いている姿を見てようやくこれがハジロではなくサルビンであることを認識!一種類増えて704種( ・∇・)この1週間で10種類伸ばしたことになる。


おおーサルビン!


荒れる海の王者、ワタリアホウドリ見参。翼開長最大3.5m、それは軽飛行機のようだぜ。周囲の1m級の海鳥達がまるで小鳥のようだ。


カオジロウミツバメなんて、ワタリアホウドリのクチバシくらいのサイズしかないが、この同じ海で生きている。生きる方法は色々とあるということだ。


ウエストランドではなかった…ノドジロクロミズナギドリ。


マユグロアホウドリ。


岩礁ではオーストリアオットセイがまるで水族館のように遊んでいた。

初めて見る種類を今日だけで二つ追加でき満足してメルボルン空港までの長いドライブを開始する。途中、日没前に公園で夕食を作っているとなんとそこは


アカサカオウム達のねぐらになっており、実に50羽ものアカサカオウムがたむろしていた!これはいい場所を知ったものだ。

24時間やっているサービスエリアの駐車場で仮眠し、目覚ましで起きた時にはケアンズへのフライトの1時間前だった。これは時差と夏時間によるiPhoneの混乱による。飛び起きてメルボルン空港に急行しレンタカーを返し、荷物をまとめてセルフカウンターでチェックインをして荷物を預けたのは予定離陸時刻のたった31分前。国内線とはいえ、よく預かってもらえたものだ。あと2-3分遅れていたら拒否されていたと思う。安心したのもつかの間、LCCの性、最果てにある恐怖の第4ターミナルまで保安検査を含めて1.5kmを走り離陸10分前にギリギリ乗り込んだ。

最後ドタバタしたが、楽しい一週間だった。次はアデレードからナラボー平原、もしくはキンバリーとブルームかな。生きたい人は教えて下さい。費用シェアで。
後日送られてきたオーストラリア700種クラブのバッジ。

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