Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

オーストラリア最北端へ その5(完)

前回のキビタイヒスイインコとアカオオタカで旅行記を終えてもいいというかその方がキレがいいと思うのだけど、その他の写真もせっかくなので登場。セイタカコウ
レイクフィールド国立公園は異常な雨を浴びて5月になって雨季でもないのに閉鎖されるという異常事態。私が通過したのはそんな再開後2−3日しか経っていない時で、依然として南北のメイン道路以外はほとんどが通行止め、キャンプ地も閉鎖中という状況だった。そう考えるとアカオオタカがそばで普通に繁殖をしていたのはラッキーだったと言える。
何日か前まで閉鎖されていた国立公園だぞ、というのを甘く見ていつもの水場に入っていこうとして泥濘にハマる。これは悪名高いブラックソイルというやつで水気を帯びているときはまさに粘土、乾くとコンクリートのように固まるという厄介な土。表面を枯草が覆っていたので気が付かなかった。

ちなみに、いつものマックストラックスで脱出した。マックストラックスは飾りで持っているだけで実際は使ったことなんかないよ、という人も多いが

私のマックストラックス表面をよく見てほしい。端っこの方に位置するスパイクは度重なる使用で摩耗して消滅してる。それだけ何度も使ってるんだ(主に自宅敷地で)。なおスパイクが消滅してしまったらただの板になってしまうので


交換用のスパイクも用意されているので安心するといい。こんなものの需要があるのはオーストラリアだけだ。

メジャーなピクニックエリアを避け、レイクフィールド国立公園のハットで休憩する。


帰路にレイクフィールド国立公園を経由しながら帰っているのはこのシロハラアサヒスズメの状況を確認するためだった。

異常な雨に見舞われた後だったが、シロハラアサヒスズメは元気そうで50羽以上いたと思う。

なんかアイスケーキやヨーグルトみたいな模様。

レイクフィールドを抜けてさらに南下するとレイクランドという農業の村に帰り着く。私が23年前季節労働者としてオーストラリア生活をスタートした場所だ。レイクランド北部に「ディンツリーフレッシュ」という農場の無人販売所がありそこではいつも巨大なスイカだったりこの謎の果物を安く売っている。ハニーデューメロンという、と通りがかりの農家が教えてくれたがとてもおいしかった。「ディンツリーフレッシュ」で何か果物を買ってケアンズに帰るというのがルーティン化している。

おまけの短いYoutube動画。シロハラアサヒスズメなど。

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