Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アデレードとカンガルー島 その4(完)

ロウバシガン
ロウバシガンの名前の由来は、くちばしの大半の面積を占めるこのロウ膜にある。老婆志願ではない。

それにしてもコアラはここではメチャクチャ普通種だな。

絶滅危惧種のズグロチドリはオーストラリア野鳥の会が力を入れて保護活動をしていることもあり見つけても足環をしていることが多いが、今回見つけた営巣ペアは捕獲されたことがない個体のようだった。無事に巣立ちますように。

ムナジロウの群れと左下1羽だけマミジロウ。

日本にもいるヒメクイナをこんなに近距離で長時間撮影したことはない。普段より水位が高いらしく見つかったクイナはヒメクイナ一種、合計二羽だったがこれはいい探鳥地だと思った。

ノドジロキノボリは普段ケアンズで見ているのとは別亜種grisescens。国内に5亜種。

アデレード周辺で観察されるアデレードアカクサインコはかつては独立種だったが今はアカクサインコの亜種。赤くなくオレンジ系なのが特徴。

江戸時代の移入種とされるシラコバトが埼玉県の鳥として、マスコットとして愛されているのと同様にアデレード周辺にはアフリカ出身のバライロシラコバトが同様に長年生息し名物となっている。昔ほど簡単ではないようだが2個体を観察できた。これは一応私のオーストラリア国内野鳥リスト719種目になる。

ワイバードではこのアデレードとカンガルー島のツアーを2020年にも計画しており、8月か10月かのどちらかになりそうです。最大8名様を二人のガイドがご案内する贅沢な内容なのでお早目にご検討下さい。

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