Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

またメルボルン(5月) その3

ノドアカサンショクヒタキ

ノドアカサンショクヒタキだけで1日遊んでいられそうだけど出発する。


今では全国の都市部に籠抜けと思われる個体がいるテンジクバタンももともとの生息域はメルボルン周辺の森であり、人慣れしていない彼らは都市部の公園などにいるテンジクバタンとはまるで態度が異なる。


カメラのシャッター音やチェーンソー音、バスの発車音などの超絶モノマネで有名になったコトドリ。歩いている時はツカツクリに見えてお世辞にも美しい鳥ではないが、木に上がればなかなか。


落ち葉をどけて虫をついばむ姿もツカツクリそのものだ。そういえば昔テレビ局関係者から『お笑いタレントの”ヤバイよヤバイよ”という口癖をコトドリにコピーさせたいのですが、どうしたらよいでしょうか』と依頼されたコトがある。そんなこと私は知らん。


で、あなたは何をしてるの?


やたらに白っぽい、ぬいぐるみのようなワライカワセミ。頭も大きすぎる。

この日、この国立公園ではレンジャー達が轟音をあげて立ち枯れつつある大木を切り倒し、さらにそれをチェーンソーでバラバラにしていた。うるさいなあと思っていたら、レンジャー達が去った後に大量の小鳥類が輪切りになった木の周りに集まってきた。最初は意味がわからなかったが、どうも「伐採によって、普段手の届かない高いところにいる昆虫類が地面に放り出されて死んでいたり、右往左往している」ようだ。




ルリオーストラリアムシクイは次第に数を増し、20羽以上が夢中で採餌していた。


ノドジロキノボリ亜種leucophaeusまで地表近くに集合!しゃがんでキノボリを観察することは滅多にない気がする。。


マミジロヤブムシクイの亜種frontalも逃げ回るクモなどを追いかけて大忙し。この辺の鳥は普段樹冠部にはいない。またとないボーナスタイムだったのだろう。


オーストラリアトラツグミの亜種lunulata。亜種なんたら、と書き足しているのは私が拠点にしているケアンズとは別の亜種である場合。


得意のナイトツアーではフクロムササビ亜種volans volansなどが見られたが、星空の撮影も人気だった。

ナイトツアーの後は部屋で充電大会。一年中旅行中であるという私は、たった二つのコンセントから7つのものを一斉に充電する。しかもそれら充電器類は片手でつかめるほど小型に整頓されており、普段はすべてネックウォーマーの中に収まっている。ネックウォーマーは普段小物入れであり、想定以上に寒いときはネックウォーマーとしても使うしタオルになることもある。


※カンタス航空が成田⇄メルボルン路線に2016年12月から毎日就航するとの知らせが入った。すでに存在しているジェットスター航空(LCC)が苦手な人も、世界一安全な航空会社カンタス航空にて安心してメルボルンに毎日飛ぶことができる。地方発の国内線との相性も良さそうだ。

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