Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

およそ10回目のダーウィン その8

イリエワニ

日本では「クマがいるかもよ」と知っていても山に人が入るように、オーストラリアでは「水の中にはワニもサメもいるよ」と散々言われていても水に入る人もいる。その結果毎年何人かが食べられて死んでいるが、本人がそれでいいのだからそれでいいと思う。「オーストラリアは世界一の毒ヘビ王国だよ」と知っていても地元の案内人なしで野山に入る外国人もいる。成人であるのだからもし自分の命を危険に晒したいと思うのならそうする権利がある。失踪したいと願うのならそうする権利があるさ。


野生のコキンチョウやオナガキンセイチョウの木。


キバシキンセイチョウたち。


コキンチョウの若鳥(左)と、亜成鳥赤オスタイプ。


コキンチョウ亜成鳥黒オスタイプ。


成鳥赤メスタイプ。画面左上で飛び去っていく奴は流石にわからない笑

こんな小鳥が酷暑の中元気なのがダーウィンの凄いところだ。これは一種のエボリューションだよ。

←どのくらい暑いのかというと、夕方17:43にて気温44度。多分真昼は52度くらい。標高も全くないし、海からもそう遠くないので湿度も高い。それでも小鳥は歌いメスを追いかけ、人間は工事やラグビーの試合をしている。

地球が温暖化で死滅してもダーウィン付近の変態的な生物と人間が生き残り、再びグレートジャーニーを始めるであろう。




クロオビミツスイは若いうちは成鳥にはまるでない黄色や茶色が見え隠れする。予備知識がなければ何かわからないだろう。


成鳥はシンプルに白黒。


翼の赤いラインが売りのハゴロモインコ♂。


馬鹿馬鹿しい程の暑さの中を頑張った褒美にコシャクシギ様が降臨!!

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