2016年11月、体感気温が40度以上となっている初夏のダーウィンに降り立った。本来この時期は野外に出るべきでない気候で、一時間ごとに冷房の効いた車内に逃げ込んで呼吸を整えないと気を失うような状態。それでも野鳥は実は多い時期であり、この時期しか行けないということであれば頑張るしかない。
最初の何日かはダーウィン市周辺のポイントをどんどん回る。
ベニビタイヒメアオバトはケアンズのそれとは異なる亜種が分布。
チャイロモズヒタキもケアンズのそれとは異なる亜種が分布。
マミジロナキサンショウクイもケアンズのそれとは異なる亜種が分布。
ノドグロヤイロチョウもケアンズのそれとは違う…いや、ムナグロヤイロチョウだ。飛んで行った。
ノドジロムジミツスイはヨーク半島などにはいるが、ケアンズにはいない。
初夏を迎え満開の鳳凰木の中にナンヨウオウチュウ!
一見ただの磯に見えるが、シギやチドリでいっぱい。ダーウィンではシギチが主に岩に乗っているのが特徴。その理由の一つは、8mにもなる極端に大きな干満の差だ。
メルテンス?いやミッチェルオオトカゲだ!!
こんなところで会えるとは…
どうしようもなく遠いが、ハジロクロハラアジサシ(中央やや左)とコシャクシギ(右の方の茶色の群れ)というやや珍鳥2種のツーショット。ダーウィン探鳥は順調なスタート。