Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

全日空直行便が就航したパースへのツアー6(完)

ワカナインコ
ワカナインコを久しぶりにみた。景色の良いところでは野鳥が多少離れていても満足感を得られる。

サンショクヒタキも連日たくさんいるのであまり反応してもらえなくなってきたが、オスが2羽いるとちょっと印象が違う。

キョウジョスズメも。3日連続?ちょっと出過ぎじゃない?それになんか生息環境間違ってるようなところにいるし。

かなり離れたところにエミューが何羽かいた。そこで、手と杭を使って「とある音」をしばらく出し続けていると、興味を持ったオスのエミューはどんどん我々に方に寄ってきた。それを見ていたベテランの62歳現地ガイドが「初めて見た技だ、すごい!!」と感心していた。私の頭の中身は世界の99.9%の人にとっては知ったこっちゃない雑学と経験で埋まっている。私が死ぬときにそれらのロクでもない固有の知見が失われてしまうのは少々惜しい気もしてきており、加齢とともにどこかにまとめておきたいという気持ちも出てきている。

アオムネオーストラリアムシクイも夏羽は50%程度を残すやつがマックスだった。まだ気温33度とかあるような紛れもない夏なのだけど、オーストラリアムシクイ類のために来年はツアーを半月ほど前にずらしたい。暑いだろうけど!

ちょっと手間取っていたオジロクロオウムも20羽ほどの群れがユーカリで餌をとっているのをゆっくり観察できた。ニシオジロクロオウムとオジロクロオウムの識別はこうして静止状態の時以外はかなり難しいのだけど、わずかな鳴き声の違い、わずかな生息環境の違いを現地ガイドにしつこく確認して、かなりクリアになった。

最後にアカビタイサンショクヒタキのメス。オスも出たけど私は撮ってる暇なし。他にオジロオリーブヒタキ、マミジロオーストラリアマルハシなんかも追加し、今ツアーでは最終的に142種類の野鳥を積み上げた。



AAK Nature Watchのパースツアー→https://aaknaturewatch.com/birdwatchingtour/tour18/

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