サンショクヒタキの南西オーストラリア亜種campbelli。基亜種と比較してもオスは別に違和感がなく、言われなければ気がつかないけどメスは頭部の灰色が濃く、基亜種とは雰囲気が異なる。こういうのも次第に別種になっていくのか。声は同じかな。
オーストラリアの象徴的な食品であるベジマイトの缶の前に立ったよ!(ベジマイトとはオーストラリアで広く食卓に登場する味噌のような、塩味のペーストでバターとともにトーストに塗って食べるもの。ほとんどの外国人は嫌いであるが、それがいっそうネタ的にオーストラリア人の愛国心を刺激している)
ここで何とキョウジョスズメが出た!
パース周辺にいる十数種類の固有種の中で最も美しい小鳥だと思う。本やツアーレポートなを見ると結構難しい相手とされるが私はキョウジョスズメには相性が良く過去の訪問で会えなかった事はないと思う。
昨日のムラサキオーストラリアムシクイのオス夏羽100%も衝撃だったけど、私としてはキョジョスズメを至近距離で全員が見られたことの方がハイライトだった。素晴らしい鳥です。
全国に約10の亜種があるハイムネメジロ。パース周辺のも別亜種chloronotus。なんか小さく見える。
近年独立種になったニシマミジロヤブムシクイ。これは全然問題ない。
ウスアオオーストラリアムシクイはたくさんいたが夏羽のオスはおらず。気温34度あるような夏なんだけどな…。
固有種のシロハラヒタキは「こんなにあっちこっちにいたっけ?」というくらいで印象が変わった。ケアンズの人間からすると、普段馴染みのあるマングローブヒタキに見えて仕方ない。今改めて図鑑を開いてみたけど、尾の角が少し白いかどうかくらいでほとんど同じ野鳥に見える。
AAK Nature Watchのパースツアー→https://aaknaturewatch.com/birdwatchingtour/tour18/