カンボジアにこんな遺跡が数多くあったような。ただそこに何千人の人が押し寄せて身動きが取れないような国に比べて、道端がゴミだらけな国に比べてオーストラリアのなんと幸せなことだろう。
西オーストラリア州の世界遺産、バングルバングルをコンパクトにしたようなのがリメン国立公園のロストシティ。だが訪問者数が1000分の1なのがいい。やかましいツアー会社も来なければ遊覧飛行の爆音もない。それでこそ未使用の空気が吸えるというものだ。
キボシホウセキドリが散策路を塞いでいた。
右へ行ったり
左に行ったり。険しいロストシティに迂回路はない。すまぬが通してくれ。
アカハラモズヒタキのケアンズとは異なる亜種rufiventris。
この隙間も順路。
ここロストシティで見かけたアカシア。独特の形状。手持ちの何冊かの図鑑では該当するものがない。
ロストシティを背景にキャンプというのも気分がいいね。
二泊している間にやってきたのは全部ランドクルーザーだった。私も4WDで何も牽引せずルーフに積むスタイルだが、これが最もオーストラリア中を制限なく好きな場所に行ける。ただ白い車は野山では最も遠くからも目立つので私は選ばないが。
オーストラリア人の野外での遊びっぷりは日本人の想像を超えている。それにしてもお前というヤツは…