といわけで中1週間でまたアイアンレンジ国立公園、レイクフィールド国立公園などへ出発。キビタイヒスイインコからスタートするのはお約束。キビタイヒスイインコの影に隠れてセグロモズガラスもこの辺りの固有種ながら、もう今年だけで4回目なのでいいでしょう…。先週来た際は抱卵していたアカオオタカは残念なことに巣からいなくなっていた。無精卵だったのかな?
アイアンレンジ国立公園の固有種群の中で難易度高めのキアシオリーブヒタキ。なぜなら小さい上に高いところにいるためだけど今回は地上3−4mのところで長時間観察できた。
昔別種になったこともある、イチジクインコのアイアンレンジ亜種マーシャル。頭部がやたらに赤いこちらはオス。
こちらはメス。おでこが青いのは、ジョンヤング伝説の(架空の)アオマユイチジクインコと同じである。あれは今ではフォトショップだったとされる。みんな高齢なのにあんな複雑なソフトを使いこなしてすごいな。私なんか持ってもいないのに。
キムネハシビロヒタキもヨーク半島固有亜種。
後光を浴びてなんか笑えるブチクスクスの姿が撮れた(笑)
メスのクロオビヒメアオバト。
自宅ジョンストンベンドにも現れたことがあるけど、基本的にケアンズ周辺では数の少ない野鳥であるミミジロカササギヒタキ。
実は美しい野鳥であるオナガテリカラスモドキ。名前かなぁ。例えばホウセキドリとトゲハシムシクイは近い仲間で外見も似ているのに「トゲハシムシクイが出てますよ」とガイドが言っても無視される率が高いのに、「ホウセキドリです」というと20m離れたところからみんな走ってくるのは名前の格差だな。
今年のサイクロンでよく知られていた営巣木が倒れてしまい、何キロか離れたところの別の木に移動したオオハナインコ。ただ非常に警戒心が強くハイドにでも入らないと難しい。しかも道路から遠い、と思っていたらずいぶん離れたところにもっと協力的なメスと営巣木を見つけたのでよかった。2つ営巣木があれば当面安心です。
ナイトツアーでは念願のチャイロガマグチヨタをゲット。数羽いた。大きな嘴を「バシッ!」と鳴らす奇妙な鳴き交わしは必聴。