Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ヨーク半島アイアンレンジ国立公園2019中編 (訪問13回目、14回目合併号)

キバシショウビン数はいっぱいいれど、驚異的に見つけにくいと評判のキバシショウビン。今回はめちゃくちゃ好条件で長時間観察できた。手ジスコでスマホ動画撮ったりしているくらいだし多分30分くらい見てた…。
超可愛い!
チラッとクロオビヒメアオバト。近い仲間のベニビタイヒメアオバトは市街地や島などの観察しやすいところにも出てくるので時折すごく簡単に出会える種だけど、クロオビヒメアオバトにはそう言った脇の甘さはなくて熱帯雨林奥一本勝負。
おそらく世界初の映像(?)。シラボシリュウキュウガモがこうしてナイトツアーで撮影された例は知る限りまだない。こんな水も何もないところで何をしていたんだ。それも二羽いた。ちなみに今年はアイアンレンジ周辺は水鳥の少なさは壊滅的で、本来ならシラボシリュウキュウガモが期待できるような池などにも全く姿が見えない。それだけにこの夜間の林に現れたシラボシリュウキュウガモの異様さが際立つ。
ケープヨークで見てこそのケープヨークオーストラリアムシクイ!
一昔前は、アイアンレンジの固有種群で最も簡単な印象だったカオジロヒタキだが今年はそこまで普通種ではない。キバシショウビンもだが、どんどんバーダーが増え連日追いかけ回されすぎている感じがする。
何度も書いている通り、この2年ほど毎回アイアンレンジに行くたびに希少種チャバラニワシドリが真っ昼間に、おかしな場所に出てくる。しかも極めて特定の6畳くらいのスペースに出てきて、出てくるのは4日に一回くらい。このパターンが2年続いている。
レイクフィールド国立公園経由でケアンズに帰る。奥地の池ではシラボシリュウキュウガモが抜群のモデルになってくれた。こんな近くでシラボシを撮ったのは初めてだ。
もはや私の専売特許になりつつあるシロハラアサヒスズメ。ネット上にはまだほとんど写真もない。
ここは水浴びやお昼寝に集まるポイント。小さくてもその色と数で存在感あるわー。
パプアオオサンショウクイもヨーク半島亜種。

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