オーストラリア全国に散らばって分布している様々なオーストラリアムシクイの仲間達、ケアンズにいるケープヨークオーストラリアムシクイがダントツで難しい気がするが、地理的にはオーストラリアの端っこ角っこであるここパースにいる二種もそんなに多くの日本の人が見たわけではない。ウスアオオーストラリアムシクイ。右端には目立たないメスも潜んでるよ。
メスメス。この付近は四種類のオーストラリアムシクイが入り混じるという国内屈指のオーストラリアムシクイ地帯であり、どれも良く似ているメスはよく予習しておくことだ。
うわぁニシマツカサトカゲ!!マツカサトカゲのパース版亜種である。海外に持っていけば高く売れ…ムニャムニャ。
チャバラキノボリ。
ニシキバラモズヒタキもさ、毎日必ずみるよね。わざわざガイド前に見に行くほどのものでもなかったか。
ココノエインコが落ちています。固有種。
夕暮れには公園はクロカンガルーだらけに。公園利用者数の100倍のカンガルーが利用している。
オーストラリア南部の夕暮れは、熱帯やアウトバックの北部とは全然違う。寂しさが漂い、感傷的になる空気に包まれるのはなんだろう。気温の低さなら砂漠地帯の夜も負けていないが、こういった空気感はどこから出て来るんだろう。私はこれをとても美しいと思って見る。
残っていたもう一つのオーストラリアムシクイ、アオムネオーストラリアムシクイ。冬羽なので青くないがそれは仕方ない。
仕事がひと段落という感じだな。まだ海辺では「ザ・トリオ」(難しいことで有名な、南海岸に暮らすパースの固有種3種類セット)が待っているからな。
オーストラリアゴジュウカラがスパイダーマンみたい(笑)
運転していたら高い木の上から「…フエ、フエ」という声が聞こえて急停車!今のは多分…
ニシハシブトモズヒタキ!絶滅危惧種。これはよく見つけた、自分。鳴き声が頭に入っていなければ出会える鳥は三分の一減る。目が良くなければさらに三分の一減る。
固有種ニシキバラヒタキ。パースの固有種は黄色いものが多いな。
今晩はナイトツアーも。
海底にいそうなハリモグラ。そのほかにニシフクロネコ、フクロアリクイ、そしてクサムラツカツクリまで見つけるという記録的、いや歴史的な夜になった。オールスターすぎる。運転してライトも片手に持っているから写真はのろまなハリモグラを除き、撮れなかったが。