Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

タスマニア探鳥12(完)次の旅へ

ヒメウォンバット

ヒメウォンバットが広々とした草原を昼間から徘徊する。しかし疥癬の流行が心配になる。

←ウォンバットは目立つところに糞をして縄張り宣言をする。




サンファイアが綺麗!


タスマニアオグロバンはあまり綺麗じゃない!タスマニア固有種だけど。


オーストラリア南部の海辺によく居るカオジロオーストラリアヒタキは遠目にはタイワンハクセキレイか何かに見える。開けた土地ではこういった小鳥に近づくのは難しい。遮蔽物がないので。


タスマニアのような寒い土地にも蛇がいる、冷血動物が一応存在する。(蛇は3種類しか居ない)このタイガースネークは歩行者専用の小さな橋の上で低温のせいか固まっていて、もうあと少しで蹴飛ばすところだった…。タイガースネークについてwikiペディアでは『咬まれた場合の致死率は40%ときわめて高く、2-3時間で死に至るので一説には陸生の毒蛇中最強とも言われる。危険な毒蛇が多く生息しているオーストラリアでは危険な毒蛇の順位付けが行われているが、タイガースネークはその第一位となっている』としている。いやーあと半歩歩踏み出していたら、あと一瞬発見が遅れたらここで死んでいたかもしれない。単独行だし、周囲に通行人はいないし、携帯電話は圏外だし(オーストラリアは国土の92%が圏外)誰か居てくれたとしても2-3時間以内に血清のあるホバート市まではヘリコプターでも出ない限り間に合わない。タイガースネークはつま先から20cmの距離だった。


寒いタスマニアでは暖炉と煙突があるし、木造のアンティークな建物がよく似合う。蒸し暑くて、虫が多くて、雨が多いケアンズのような熱帯ではモダンな住宅が一番快適だが。


タスマニア最後の食事に入ったカフェにて。暑苦しい土地よりも、寒冷な気候のエリアのほうが人間も建物もお洒落になる。それにしても今が観光ピークシーズンのタスマニアに12日間にて、一人の日本人も見かけないとは完全に終わってると思う。よく「アジア人は欧米人みたいには自然に関心がないから…」という表現を見聞きする度に、同意しつつも反発も感じていたが、タスマニアに全く日本人が来ていないようではぐぅの音も出ない。


きゃあ♡


フォレスターカンガルー達。じゃあね、タスマニアにはまた来年来るね。


次の仕事のためにごちゃごちゃした東京へ移動…。


←実家近く。

オーストラリアの自然との落差が凄いけど、ここまで自然が消滅し尽くされているともう何も感じません。皆がこれで幸せだ、これぞ豊かな社会だというのであればそれでいいと思います。

私は次の旅へ。次はエコツーリズムの本場であり、原発はおろか化石燃料発電すら今年から廃止し、再生可能エネルギーだけで国家を運営する恐るべき国へ。

中米コスタリカだ。

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