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セスジムシクイ調査ボランティア三週間 その14(セスジムシクイ登場)

ホオグロオーストラリアムシクイのメス

この調査期間中、ホオグロオーストラリアムシクイは幾度となく見かけたがいずれも冬羽。


それでもなお可愛い。


ホオグロオーストラリアムシクイはここクィーンズランド州西部を中心とする亜種と、西オーストラリア州最北部からノーザンテリトリー西部にかけての亜種とに分かれる。後者についてはまだアップしていない。写真がたまる一方でして。


基本的に水のすぐそばにいる種類ながら、一度スピニフェックスの丘を調査中に出てきたから一瞬セスジムシクイかと思ったじゃないか。



ルリミツユビカワセミはケアンズとは別の亜種ruficollaris



岩場にはドラゴンもあちこちに。

リングテイルドラゴンみたいだけど?これを書いているのは出張先のプールサイドなので、帰宅してから確認しときます。



「天然記念物なんとか渓谷」だと言われても大半の人が信じそうだけど、これも地平線まで広がる私有地の一角、いわば人の家の庭だ。開拓時代なら一般的な人がこう言った無限の広さの土地(県や小さな国単位の土地)を所有できた。その子孫は代々とそれを受け継ぐだけだ。現代においては到底不可能であり不公平感がある。相続税を導入してほしい。



まあ私はすでに最高に幸せですけどね。



オジロオウギヒタキはケアンズにもいるのだが、



地面で行動しているのは初めて見た。だって彼らフライキャッチャーだよ。まるで違う鳥に見える。



例の沼で体を洗っていたらアサヒスズメが訝しげに見ていた。

倒木が道を塞いでいる、というのは私の日々では定期的に出くわす光景。だから車に牽引用の縄や切断用のノコギリが常に積んであり、チェーンソーも覚えたのだけどこの倒木は見事だった。まさに倒木、真っ二つで真っ逆さまだ。



で、これが今回の調査相手であるムナジロセスジムシクイ。

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