メロドラム・ライカードティアイ

久々に植物を。自宅ジョンストンベンドにて採取。このオレンジのピーナッツのような実は地上に落下してきたものだけど、それを多数落下させているのは多くの生き物たちで、メガネオオコウモリ、ハバシニワシドリ、ワープーアオバト、クロオビヒメアオバトなどの果実食の面々。この人気者はなんだろうと思って拾い集めて調べた。

木だと思っていたらまさかのバインだったか！

そしてここでもドイツ人探検家ライカードの名前が。この人ほんと凄いと思う。オーストラリア北部のあらゆるところに名前が残っていて、1800年代前半の世の中において早くも「先住民（アボリジニ）には優先権がある。尊ばなければならない」といった発言は伝説となっておりカカドウあたりでは「白人でNo.1の男」と言われていた。ライカードの最後はミステリーで、1848年4月3日に目撃されたのを最後に、率いていたアボリジニ2名を含む総勢7人の探検隊と共に一切が行方不明となっている。度重なる捜索も不発に終わり、どこか辺境で何らかの事件事故で全滅したと推定される。享年34歳。

34歳！？たったの！？