細い長い葉と種子莢の個性的な組み合わせで、数ある(ありすぎる)ワトルの中でも最も識別しやすい種類と私は思っているアケイシア・シムジアイ。特に、1つおきに種子が突き出るようなこの莢の構造は変わっている。
1-2mの高さに育つ灌木。なんだか全体的にひらひらした水草のような印象をあたえるのは、「仮葉(phyllode)」という茎が平らに潰れ葉の役目を代行するシステムのせい。
乾いて痩せた土地や斜面でもたくましく育つ。増やすのも容易なので植林現場で多用される植物でもある。
学名 | Acacia simsii |
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英名 | Sim’s Wattle, Heathlands Wattle |