忘れたようで地道に続いているケアンズの蘭シリーズ。7回目はスパイダー・オーキッドことカルデニア・カルネア。地上性で地下茎を持つ蘭でケアンズのような熱帯からタスマニアのような寒冷地まで広くに分布。とは言ってもケアンズで普通に見られるようなものではない。
全く同じ場所にて、スパイダー・オーキッド同じようにケアンズからタスマニアまで分布する美しいハーデンバージアも。この手のマメ科の花は外来種!というイメージがあるけどこれは在来種。
アサートン高原南西部の一角にある乾燥林は、そのタイプの分布をする多くの動植物の分布の北限になっている。野鳥ならハイイロモズガラス、オジロオウギヒタキ、ヒメジャコウインコ、カオグロミツスイ、ヒメトゲハシムシクイ、ウグイストゲハシムシクイ、ヒジリショウビンの繁殖個体群などなど…