Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

新素材系ベースレイヤー

と、いきなりアウトドア誌のような言葉から始めてしまうんだけど。


古くはダクロンQD(本当に古いな)、キャプリーン、デオシームといったアウトドアブランド得意の新素材系の肌着をどう思う?あれらは速乾性に優れて、洗濯機から出したらもうそのまま着られるくらいだけどそれって「乾いた」のではなくて「水を吸っていない」って事じゃないのかな。乾いたって言うにはいくら何でも早過ぎ。
私は汗かきなので、それらの新素材系がお気に入りかというと反対で「汗を吸わない」為に落ち着かない。なので、山に入る時も昔から普通のコットンを着ている。水を吸ったコットンは運動生理学的に良い事はあまりないんだけど、新素材系も別の意味で体の表面にいつまでも水分が残るわけです。それよりは吸い取ってくれた方が。
別に古い物好きと言うわけではぜんぜんなくて、ターポリンやダイマーニ、ファリーロ、スカンジウムとかどんどん出てくる新素材はすごい。ゴーライトなんて…いや、話しだすと止まらないから止めよう。単に速乾性をウリにしたベースレイヤーだけはどうも昔からあわんのです。
何を言っているか分からないと言われそうだけど、マニアの独り言なので気にせずに…。
昨日深夜零時の私の部屋の気温が32度。熱帯夜なんてもんじゃない。ケアンズでは日常生活でも高機能ウェアが多いに役に立つ。

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