Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

戻ってきました2008

アイアンレンジケープヨーク手前のアイアンレンジ国立公園から8日間のキャンプ生活をへて無事にケアンズへ戻ってきた。
オフロードを激走2300km。赤土と砂煙が舞う道を果てしなく進み、写真の丘陵を超えると途端に深い熱帯雨林となる。ケアンズを出発し、キュランダを通り過ぎて以来1000kmぶりの密林で、固有種が多いのはこの為だったのか。


長いオフロード走行の振動で、ダッシュボードに置いてあったサングラスの蝶番が壊れ、サブ用のコンパクトデジカメも壊れ、前輪の泥よけは外れてタイヤに接触し摩擦熱で溶けた。”古い車の場合、ケープヨークへ向かうとネジやビスの大半は吹っ飛んで行く”と聞いたけど大げさでもないような気がする。車のリヤガラスは赤土に覆われ見えなくなり、何度か川を渡った際の水圧でナンバープレートも曲がった。道ばたには何台かの朽ち果てた車が。フロントガラスが砕け散って立ち往生してる車も。時期によっては以下のようになる。




恐えー。
生き物に関しては、「あっ鳥、あそこにも鳥、ええっここにも鳥!」みたいな妄想を描いて出発までは「ふふふ(笑)」といつもにやにやして周囲から気持ち悪がられてたたんだけど、どうもそれほど鳥影が濃いわけではなかった。改めて、ケアンズのボタニックガーデンやエスプラネードってなんと素晴らしい所かと思う。でも、思ったよりは苦戦をしながら、目的の固有種のおおむねは発見できたと言っておこう。またそれはおいおい。

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