Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

マングローブボードウォーク(遊歩道)

マングローブボードウォーク

ケアンズ空港近くのマングローブボードウォークを歩いてきた。ここはヤブ蚊やサンドフライの名所として知られてて、物好き以外はあまり立ち入らない。でも、生き物は多いので対策をしっかりした上で突入するべし。



駐車スペース完備。歩く人が少ない割にはしっかり整備されている。(物見櫓は2008年3月現在依然登れないが)コースは二本あって、仲間内では「直線」(市内側)「サーキット(空港側)」と呼ばれている。どっちでも大差はないけど、途中時間帯によってはシギチがいるポイントがあって、気水域のクリークも見られるサーキットを薦める。鳥、蝶、貝など色々な生き物を見るけど、今回はカニ特集で。





一際めだつこのマングローブはフタバナヒルギと思われる。優れた薪や炭の材料として東南アジアで盛んに伐採され、今再び数多くの団体や企業によって再生が試みられている種類の一つ。川からの養分と海からの養分が接する地帯にこれだけ複雑な障害物(マングローブ林)があれば豊かでないはずが無い。また、優れた水質浄化能力で人間が汚した水もきれいにして海へ戻す重要な役割をもってる。しかし、ケアンズでは現在片っ端から破壊されて住宅にされている。愚かな事だ。

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