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『司馬遼太郎が考えた事』 司馬遼太郎 新潮文庫


『司馬遼太郎が考えた事』 司馬遼太郎 新潮文庫を読んだ。新聞記者時代のエッセイ。先入観も多分にあるんだろうが、ルポのような内容であってもからみ取られるような筆には恐れ入る。歴史物ではみられない、ユーモアがしみじみと面白い。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
歴史と文明、人間について天性の明るい知性で考えぬいた司馬遼太郎が、40年以上にわたる創作活動のかたわら書き残したエッセイを、年代を追って収録した集大成シリーズ。第1巻は、新聞記者時代から、『梟の城』で直木賞を受賞する前後まで。食や大阪、神戸についてのエッセイや、戦争中の極限的経験を綴った「それでも、死はやってくる」など、若き日の思索をたどる89篇を収録。
【目次】(「BOOK」データベースより)
請願寺の狸ばやし/それでも、死はやってくる/妖怪と鬼面/石楠花妖話/「百人展」雑感/「風景」という造型/影なき男/モダン・町の絵師中村真論/この本を読んで下さる方へ/あるサラリーマン記者〔ほか〕

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