バビンダ渓谷

巨石と清水で知られるバビンダ渓谷に行ってきました。目的はシュノーケル。

国道一号線を南下。ケアンズから50km離れたバビンダの街で右に折れ、集落を抜けて突き当たりが駐車場で、トイレやBBQ施設が控えめにある。

ほれぼれする苔むした樹木が並ぶ中を少し歩く。素晴らしい雨林。ザミアファーンやソテツのような古代植物が生い茂る。

以前はこの吊り橋からウールーヌーラン山地を縦走しギリスの麓に出られる歴史あるトレイルがあったが、通行止め中だった。入植者やアボリジニたちに思い馳せながらいつか歩いてみたい。

　

マイシュノーケルセット。足ひれは巨大なもので、かなり脚力が無いと使いこなせないばかりか大きく水流を受けるので危ない。

　

ここがお気に入りの水遊び場。水深は50cmから3m程度で流れはほとんどない。周囲の熱帯雨林からしみ出してきた清水で、体の毒が抜けて行くような心地がする。息を止めて水中に沈んだ切り株や倒木の下を見て回るが、小魚がちらほらする程度。水がきれいすぎるのだ。山紫水明。抗酸化作用あり。

　行ってみようか、という人は気をつけて遊泳／潜水してください。この付近では１５人以上がこれまで亡くなっています。私のように単独行の人は特に。水中で枝や倒木に引っかかり外れなくなるのが一番怖いですよ。