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忍びの風 池波正太郎

忍びの風』文春文庫 池波正太郎を読んだ。あれだけ描いておいて最後に「わしらがした事はいずれも虚しいことじゃったのう」の台詞が強烈。一番好きな池波作品。


あらすじ
於蝶とともに信長の本陣を襲ったあの夜、半四郎は織田軍の中を必死に逃げのびた。五年余、かつて自分を弟のように扱ってくれた鳥居強右衛門にめぐりあい、織田・徳川の前衛として孤立した長篠城に立て篭る。信長を討つことに執念を燃やす於蝶はどこかで生きているのだろうか。於蝶の悲願も空しく、天正六年、安土城は完成した。

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