もう少し向こうの空へ 椎名誠 太田 祐 18 years ago 『もう少し向こうの空へ』椎名誠 講談社文庫 を読んだ。初期の頃のはちゃめちゃな文章を知る人にとっては、穏やかな淡々としたエッセイが哀愁を感じさせるから特。 あらすじ 仕事も一段落。自由な日が作れたから、旅に出よう。テントや寝袋を詰め込んで…。気がつくとなぜか海に向かっている。そこで出会う人たちとの熱い交流、そして別れ。友が言った。「なんだか船の別れっていいけど少しかなしいですね」。幸せな風景が心にしみてくるのはなぜだろう。旅人シーナの感動物語。