Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

サンダーボルトで再び フィッツロイ島とアウターリーフ

このコーナーで一番昔に紹介したサンダーボルト号にまた乗る機会があった。
関係者招待というようなやつで、喜んで参加する。前回の悲劇を教訓に着ていくものや持ち物などに結構気を使い当日になった。まずは普通のフェリーでフィッツロイ島へ。しかしこの時点で風速は35ノット。フェリーは揺れに揺れ、向かいの席の韓国人のカップルは青い顔をして手をつなぎ合い、念仏を唱えていた(たぶん)。船内は船酔い者が続出し楽しい休日と言うより修羅場と化す。乗り物酔いとは無縁な人間で良かったと思う。
 フィッツロイ島は3度目だったか。


ここは、周りの陸地が海に沈んでできた島で急峻な地形である。グリーン島やミコマスケイのような白砂の島ではない。
ところで、完璧にリゾートの島に男一人で来るのもなにか居心地が悪い。
有名な「ヌーディービーチ」など近づこうものなら大変だ。前回のように有無を言わさない釣りバカルックで来れば怖いものはないのだが。美しい女性が一緒ならもっといいぞ。
 ……と言う事で、ランチの時間まで一人で黙って動物と遊ぶ男。



食事の後は、サンダーボルト乗船者は貸し出されるウェットスーツに外で着替える。
これから行くぞーという雰囲気がよかったので一眼レフを取り出そうとしたが、状況的に
変態と思われても困るので止めた。さらにライフジャケット、ふくらはぎまでのアノラックを着せられ、防水バッグも渡される。更にシュノーケルとマスクとシートベルトの装着を勧められる。おいおい、前回は何にもなかったぞ!
 いよいよ出発!スキー用のゴーグルをはめた船長の挨拶(英語)→
「おまえら、覚悟はいいか!行くぞ!!」

に船内拍手喝采!

疾走するサンダーボルト。

ずぶ濡れ間違いなし!


何度も水面を離れて宙を飛ぶ!

船長「もうすぐ陸地だ、がんばれ!」…。すごいツアーだと思う。


サンダーボルト号をBGM付き動画で見る!

Exit mobile version