オーストラリア国内では中国メーカー1社が怪しげな、そしてやる気の無い防湿庫を販売しているだけでしかも値段は日本の同等品の3倍位する。なのでいっそ日本で買って郵送してもらった(本体と同じくらいの送料になった)。日本国内シェア9割近く誇る、信頼の東洋リビング製のED80cwだ。代理店がオーストラリアにないので壊れた時が心配だったけど、除湿ユニットだけ取り外して修理に送れるような造りになっているので安心。また、10年以上の使用を想定した耐久消費財との事だし。
車に積みっぱなしの2軍望遠鏡や双眼鏡を除き、所持機材や仮標本などを入れてもまだ少し余裕がある。これで今年の雨期も安心。それに鍵もかけられるので防犯にもなるし、インテリアとしてもクーラーボックスが鎮座しているより格好いい。
乾期真っ盛りの8月でもケアンズの湿度は55-70%程度をうろうろしている。雨期になると2-3ヶ月間90-100%くらいになる。ケアンズは光学機器や本の保管には最悪な環境ながら、日本にいた頃非常に悩まされていたドライアイはケアンズに来たその日に治った。
電源に繋げばもうあとはオートマチックというのは快適すぎる。何の音もせず、完全に無音。