Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

おまけのハードディスクレコーダーについて

ハードディスクレコーダー昨年末にテレビを買った際に、申請用紙を郵送するとおまけで500Gのハードディスクレコーダーが付いて来るというキャンペーンが行なわれていた。”商品到着まで10週間かかります”と書かれていた通り、ほぼ10週間かかって我が家に到着した。この事を考えてみたい。


SHARPが、本気でハードディスクレコーダーをテレビ購入者へ提供しようと努力したら一週間あれば出来ると思う。なぜ、では10週間(二ヶ月半)もかかるのか。
思うに、8週間とか9週間とか経過するまで多分彼ら(SHARP他)は何もしていない。
9週間経った頃にようやく腰を上げ、謎ブランドのハードディスクレコーダーを買い付けて申請者へ発送する。その為にトータルで10週間必要なんだと思う。9週間引き延ばす事によって、デジタル家電の価格は確実に下落する。引き延ばし、価格が下落してから買い付けることでキャンペーンの負担を圧縮しているのだと思う。消費者はテレビ購入時に(このおまけは〜$分の価値がある)と計算するけれども、おまけが実際に手元に届くまでに商品価値はかなり下がってしまっている。ここにテレビを売る為のトリックがある。
とくに、ハードディスク関連は低価格大容量化のスピードが速いので下落幅も大きくこのマーケティング手法のおまけとしてはうってつけの商材と言える。

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