Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

夜の自然観察のお供に各種ライト

ライトフォースナイトハンター所有している中で一番明るいライトフォース製、ナイトハンター。名前の通りもともと狩猟用のおどろおどろしいモデルで、いろいろと改造を加えて今に至る愛着の品。ハロゲンライトの見やすさ、明るさ、軽さなどとても好きだけど、かさばる、持ちにくい、熱くなる、バッテリー2つ持っていっても一時間程度のランタイムがネック。当たり前だけど、このクラスのスポットライト(約3000ルーメン)には赤いカバーを付けよう。


一方で、ナイトハンターを持ち出す気になれないときはレッドレンザーP7やT7などの180ルーメン前後のLEDライトでも環境によっては生き物探しに使えるし、その他色々灯りが欲しい際に有効なので常に持っている。これにも赤いセロハンを巻いている。いらない、というときは外せばいい。
でもこれじゃあナイトハンターとのパワー差がありすぎるので…

その狭間をカバーすべく…

ストリームライトのウルトラスティンガーも最近はラインナップに加わった。これは、LEDではなくキセノン球(ゼノン球とも書く)を使用した約300ルーメンの充電型ライト。夜間の野生動物探しでの使用を前提にすると、キセノンは100ルーメン程度でもレッドレンザーP7などの180ルーメン前後のLEDライトと同じくらいの明るさ(見やすさ)の印象がある。キセノンの約300ルーメンのウルトラスティンガーは、LEDライトに換算すると500ルーメンくらいに相当する。

そのクラスのLEDライトは今や全く珍しくはないが、現状では高価なリチウム電池を使用するものばかり。年に数えるほどしか使わないならリチウム電池使い捨てポイでもいいけど、よく使うので充電型が有り難いし有害なゴミを出さない。ウルトラスティンガーは十分ポータブルで軽い。
結論として、これらのライトの中で最近はウルトラスティンガーが一番出番が多い。明るさの調整など機能が何もないのは欠点だが、デフォルトの状態で20m程度離れた相手を照らすのにとても都合がよく、それでいて車内や室内などで点灯させてもそれほどまばゆくないという、強いながらやわらかな光。キセノンと比べて見るとLEDの灯りは目にしみるトゲトゲした灯りに感じる。(写真のケースは別売り)

Exit mobile version