Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

『オーストラリア ツアーガイド 生活できるのか?』

と、グーグルで検索してにいらした人がいます。その行動は、かなり笑かしてくれました。どなたか知らないですがありがとう(笑涙)。それで、お探しの答えは見つかったのでしょうか。

笑わせてもらった後、ちょっと嘆息した。「楽しうて やがて寂しき 帰郷かな」と書いたのは誰であったか。少し前、掃除をしていたら昔の広告資料が棚から出てきた。それによると、ケアンズを訪れる日本人は当時年間22万人。今の3倍!?2002年頃をピークに毎年猛烈に減り続け、観光局が「大丈夫です」と言っても減り続け、誰が何をしようと減り続け、旅行会社が泣いても叫んでも減り続け、たった7ー8年の間にケアンズの日本人観光関係の市場は単価の下落も考慮するとピーク時と比べて7割減、8割減とかになってしまったことになる。野生動物だったら「かつてはどこででも見られたが近年になって生息環境の悪化などによって急減し、ほぼ絶滅した。」と書かれてもおかしくない状態。

逆に好景気を続けるオーストラリア社会の生活物価や不動産は基本的には上がりっ放しだから、現存するツアーガイドの生活は苦しくなるばかりではないだろうか。収入はどんどん下がり物価はどんどん上がる。推測だけど。そうそう、オーストラリアといえばど田舎の農業国、というイメージは間違ってはいないけど、そのイメージしか持っていない人は以下のページがきっと参考になる。少し古いけどね。
https://www.qldre.com/24_nov_2007/index.html

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