とある人からメールが来まして。「足腰が悪く、年老いた母が毎日の布団の上げ下げが辛くなっているようで替わりに寝袋にしたらいいのではないかと思いました。xxxxxxというものを見つけたのですがどう思われますか？」と。
いやー衝撃でした。そのxxxxxxとは…
これですからねぇ。
『寝袋（シェラフ）というと棺桶型に整形されたマミータイプや封筒型が主流となっています。ただ窮屈で、寝返りやちょっとしたアクションをするにしても体が身動きのとれない点が難点でした。そこで寝袋本体に手足を独自に設計することで装着した状態での身動きが可能になりました。 両手先端部にファスナーを設けているので寝る以外にもテントから出てシェラフを着たまま椅子に座りコーヒータイムなんてことも出来ます』
お返事をしました。
1. まず、ご年配のお母様が自宅で使われる絵自体が大変おかしい事。
2. キャンプに慣れない人は、この製品に限らず大半の寝袋が採用しているツルツルしたポリエステル系素材の肌触りの中で寝る事に馴染めない事
3. 独特の形状から、就寝中の温度調整が難しそうな事
4 日常使いならできるだけワイドなものを。封筒型が無難。
5. ポリエステル系の肌触りの問題からシーツと併用するか、もともと内張にコットン系を採用しているものがお勧め
以上から、お勧めはこれ↓です。災害時の避難にも役に立ちます。
スノーピーク(snow peak) セパレートシュラフ オフトンワイド
以上、ケアンズEye!アウトドア相談室でした。
