Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

月光

月光海へ降り注ぐ満月の灯り。
三脚とレリーズを使ったり赤外線フィルム(まだ手に入るのかな?)を使えばもっと素敵に写るのだけど乱暴に手持ちで撮った。ちなみに手ぶれ補正なし!F4! ISO200! 言い換えれば月光がそれくらい明るく、文字も十分読めるし自分の影も出来る。
ここは国道なので後ろを車がびゅんびゅん走るが、この月夜をみて停車しようと思わないのだろうか。私は変人のように見られる事があるが、この月を見て何とも思わない人達の方がよほど奇人であり病人である。感性が無くなったら動物である。人間である以上、抽象的なものをもっと大事にしないといけない。
30分くらい呆然と1人で海を見ていたらようやく一台の車が止まり、賑やかなカップルが降りてきた。私は神聖な時間を破られ、むっとして車へ戻った。人間とは勝手なものだ。



夜行性動物は一般的に満月の夜はあまり活発ではない。日が沈んだというのにいつまでも明るいなぁ、困ったなぁというところなのかもしれない。

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