地元観光局の企画で10名のケアンズの旅行業関係者が「このままでは死んじゃいます」と実費で日本各地へ陳情に行くのだという。いや、行きませんよそんなの。
観光客の減少でケアンズの失業率は急速に悪化し、州平均の2倍近い9%前後。市の税収も不足するらしい。電気代とガソリンと固定資産税が値上がりし、政府から特別雇用対策地域に指定されたらしい。でも、タイトルの通りだけどケアンズ市が自ら望んだ事だからね。少し前のプレスリリースなどを読み返してみたら、日本からケアンズへの直行便4本全てを廃止(1本はジェットスターが継承)する以外にも経由便(ケアンズ経由エアーズロック、ケアンズ経由パースなど)も全部廃止してそれらをダーウィン国際空港発着に変更する事を検討、というすごい内容のものも出てきた。そうか、そこまで本当はしたいんだ。望み通り大不況になっているようで、関係者は喜んでるんだろうなぁ。