Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

AAK Nature Watchの地元、マランダのクリスマス前イベントの様子


AAK Nature Watchやジョンストンベンドが位置するアサートン高原のマランダは、多くの野生動物と涼しい気候、綺麗な空気で国内外から多くのツーリストが訪れる。今年はコロナもあったけど、どの田舎もそうであるように一次産業の基盤がしっかりしていて永住者が大半である田舎は都市部ほどに影響を受けておらず、むしろ都市部から移住してくる人が増えて活況を保っている。

マランダでは昨年からクリスマス前およそ1ヶ月となるこのタイミングで「買い物は地元でしよう」キャンペーンを展開し、道路を封鎖して屋台やライブ、大道芸をしてもらいながら沿道の各店を夜遅くまで営業させる手法で成功している。今年もどう見ても1000人くらいは来ていたが、それは人口の半数にあたる。

動画からも分かるとおりマランダの特徴は白人が人口のほぼ全てを占め、ケアンズにたくさんいるようなアジア人やアボリジニがほとんどいないところにもある。ファームなどがないことから、ヨーロッパ系のワーホリなども滅多に住んでいない。インテリ層が多く住み、管内のマランダ高校は数年前からクィーンズランド州有数の進学校としても知られる。特に近年野鳥関係者の集合は凄まじく、スティーブマーフィー、グラハムハリントン、マーティンウィルズ、ピーターバレンティン、フィルグレゴリー、ベンブレウィット、アランギランダー、アンドリューフォーサイス、パトリックデギースト、ローリーロス、私など「その内に全ての野鳥関係者がマランダに住むようになる」と業界では言われている。

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