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30 second Awningとお別れ

30 second Awningこの何年かランクルの屋根に乗っかっていて、特に内陸部で毎年やっている2週間のセスジムシクイ調査の時に大活躍してきた30 Secon Awningを売却し、一般的なオーニングにダウンサイズすることになった。一般の人とやっていることの順番が逆である。

正直、ここまで巨大な日除け・雨よけスペースが必要になったことはない。一家4-5人で旅をしていれば必要だろうけど。あとはフリマとか路上販売する人の車にも適している気がする。ポールや張り綱を必要としないセルフスタンディング式のため、名前の通り30秒で展開(実質15秒くらいじゃ?)というタープとしては電光石火の速さで設営撤収できる長所は素晴らしかったが、それじゃあ一年で何日使った?と言われると「20日くらい」と小声で答えるしかない。そのくらいなら一般的なポールと張り綱がいるオーニングを使っても我慢できると思う。その方が軽いし。

また全然違うところでの理由は30 Secon Awningの値上がりである。私は4年ほど前?当時まだ無名だった30 Secon Awningに一目惚れし当時のオーニングとしては高額な$800で購入した。その後30 Secon Awningは一気に評価を高めてブランド化すると毎年のように値上げを繰り返し、「オーニングの王様」などと呼ばれだし、なんと現在では$1250くらいする。そのため4年も使っておいてはっきりと使用感も出ているのに買った時とそれほど変わらない値段であっという間に売約済みとなった。これに関しては私に先見の明があった。

毎年この時期になるとランクルまわりに札束が飛び交うのは、極限の準備が要求されるセスジムシクイ調査ボランティアの為だ。私が無趣味な人間だったら今頃家がもう一軒余裕で建っているだろう。


2020年の浪費その1

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2020年の浪費その2

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2020年の浪費その3

長期の無補給キャンプ(車ベース)で必要な改造 3 : 大型リチウムバッテリー


調査の先輩は新造のこの宇宙船みたいなので今年は来るらしいぞ。

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